Zoomを3ヶ月間利用した後のZoom配信環境を紹介します。
観葉植物、ミラーレスデジカメを追加(2020/11/03)
ATEM Miniのコメントを追加(2021/08/03)
初期
- Microsoft Surface(Corei5-7300U/4GB)
- ノートパソコン付属マイク
- ノートパソコン付属フロントカメラ
会議レベルであれば、気になることはありませんでした。
明瞭な音声を伝えるためにマイクの導入
- Microsoft Surface(Corei5-7300U/4GB)
- 音声認識・音声入力に特化した超指向性スタンドマイク「AmiVoice Front ST01」
- ノートパソコン付属フロントカメラ
聴覚障害の方が「UDトーク(音声文字変換サービス)」を利用していることや、難聴の方が聞き取りやすいように、周囲の雑音が入りにくい超指向性型マイクを導入しました。
「AmiVoice Front ST01」は、下記の商品説明の特徴があり、UDトーク等の音声文字変換サービスの推奨マイクになっています。
特長①
https://www.advanced-media.co.jp/products/service/amivoice-front-st01-2
超指向性により発話者の声だけをキャッチ
周辺の声を拾わず、マイクの前に座る発話者の声だけをキャッチします。音声認識の利用に適したスタンドマイクです。
会議時はこの環境を利用しています。
手元の支援機器・教材を提示するために実物投影機の導入
- Microsoft Surface(Corei5-7300U/4GB)
- 音声認識・音声入力に特化した超指向性スタンドマイク「AmiVoice Front ST01」
- USB・HDMI対応実物投影機「IPEVO VZ-R」
手元にある支援機器・教材等を提示するために、実物投影機を導入しました。
「IPEVO VZ-R」は、USB入力対応で、パソコンからWebカメラとして認識されます。Webカメラの代わりにもなり、説明時には顔、教材提示時には教材と、実物投影機の向きを変えるだけで簡単に切り替えることができるようになりました。
授業をするには、超指向性型マイクと実物投影機は必須と感じました。
この後から整備していった機器は、あると便利かなレベルですね。
安定した動作を求めるために動画編集用デスクトップPCに変更
- デスクトップPC(AMD Ryzen 7 2700X/16GB/Radeon RX 570)
- 音声認識・音声入力に特化した超指向性スタンドマイク「AmiVoice Front ST01」
- USB・HDMI対応実物投影機「IPEVO VZ-R」
パソコンの処理が原因による配信が停止することを極力少なくするために、ビデオカードが搭載されたデスクトップPCに変更しました。
音声の確実な送信を求めるためにオーディオインターフェースの導入
- デスクトップPC(AMD Ryzen 7 2700X/16GB/Radeon RX 570)
- 音声認識・音声入力に特化した超指向性スタンドマイク「AmiVoice Front ST01」
- インターネット配信用オーディオインターフェース「TASCAM US-32」
- USB・HDMI対応実物投影機「IPEVO VZ-R」
オーディオインターフェースを導入したことで、超指向性型マイクと機器に内蔵された無指向型マイクを切り替えることができるようになりました。そして、音声入力レベルをLEDで確認しながら配信することができるようになりました。
導入したことで、「ピンポーン」や「ブブー」、「拍手の音」をボタンを押すことで流すことや、ボイスチェンジャー的な機能が追加されました。
外部映像の入力や切り替えをするためにライブスイッチャーの導入
- デスクトップPC(AMD Ryzen 7 2700X/16GB/Radeon RX 570)
- 音声認識・音声入力に特化した超指向性スタンドマイク「AmiVoice Front ST01」
- インターネット配信用オーディオインターフェース「TASCAM US-32」
- USB・HDMI対応実物投影機「IPEVO VZ-R」
- ライブスイッチャー「ATEM Mini」
iPadや他のパソコン、ゲーム機等のHDMI映像を入力し、複数の映像を簡単に切り替えできるようにするために、ライブスイッチャーを導入しました。
「ATER Mini」のPicture in Picture機能を用いることで、2つの映像を合成して提示することが可能になり、タブレットの画面と、操作している様子の両方の映像を提示することができるようになります。
背景用に観賞植物の配置
- デスクトップPC(AMD Ryzen 7 2700X/16GB/Radeon RX 570)
- 音声認識・音声入力に特化した超指向性スタンドマイク「AmiVoice Front ST01」
- インターネット配信用オーディオインターフェース「TASCAM US-32」
- USB・HDMI対応実物投影機「IPEVO VZ-R」
- ライブスイッチャー「ATEM Mini」
- 観葉植物
背景用に観葉植物を追加しました。観葉植物を育てるのが楽しくなってしまい、写真(左から2番目)のように増えてしまいました。大きめの観葉植物をシンプルに置いた(写真左から3番目)方がよさそうです。
背景をぼかすためにミラーレスデジタルカメラの導入
- デスクトップPC(AMD Ryzen 7 2700X/16GB/Radeon RX 570)
- 音声認識・音声入力に特化した超指向性スタンドマイク「AmiVoice Front ST01」
- インターネット配信用オーディオインターフェース「TASCAM US-32」
- USB・HDMI対応実物投影機「IPEVO VZ-R」
- ライブスイッチャー「ATEM Mini」
- 観葉植物
- ミラーレスデジタルカメラ
配信機能として背景をぼかす機能が追加されていたりすることから、話し手がくっきり映ることも効果があると考え、背景をぼかすためにミラーレスデジタルカメラを導入しました。ソフトウェア処理機能を利用すればよいのですが、何かを提示するときに誤処理されてぼやけたりすることを防止するために、機械的に処理することにしました。
デジタルカメラによっては、撮影時の映像出力に対応していなかったり、撮影情報を非表示にできないものがありますので利用の際には事前に確認する必要があります。今回は、USB映像出力とHDMI映像出力の両方に対応している、OLYMPUS OM-D E-M5 Mark IIと明るめのレンズを使用しました。
まとめ
私は、画面共有による配信が主でしたので、情報を伝えるために重要な音声にこだわりを持ち整備した反面、映像には力を入れませんでした。
なお、手話を用いる際は、撮影範囲を簡単に微調整ができる実物投影機が役立ちました。
最低限、音声を明確に伝えるための環境を整備した後、付加的に映像環境の整備がよいのではと思いました。
配信者の映像に意味がある場合は、映像環境の整備も大切になりますね。