Windows11対応パソコンにちなんだPCスペックの表記

視線入力や、様々な入力方法に対応できるPCゲーム、TeamsやZoomなどを利用して実施した研修会の動画編集等、パソコンにある程度のスペックが求められています。

パソコンのスペックは、CPU、メモリー、グラフィックチップ・カード、画面の解像度など様々な項目があり、さらに、その種類も様々かつ日々変わっていきます。

実際に使用したパソコンのスペックを元に、用途に応じたおすすめのPCスペックがネット上に公開されています。

しかし、正確なスペックが表記されていないことがあります。特にCPUのスペックの表記が不十分な情報が多く感じています。

この記事では、Windows11対応パソコンの情報をもとに、CPUスペックの見方について触れていきます。

Windows11対応CPU

intel Coreプロセッサーを例とすると、第8世代以降のCPUが、Windows11対応と読み取れます。

AMD Ryzenプロセッサーは、2000シリーズ以降のCPUが、Windows11対応と読み取れます。

Windows Processor Requirements
This specification details the processors that can be used by OEMs to manufacture Customer Systems that include Windows ...

ただし、「笠原一輝のユビキタス情報局」の記事にあるように、対応CPUは、発売までに変更がありそうです。

【笠原一輝のユビキタス情報局】 Windows 11はなぜTPMが必要で、CPU制限が厳しいのか? その理由を詳しく説明
Windows 11 Insider Previewの公開が始まった。既に実際に導入したという方も多いだろう。そして、Windows 10ユーザーにとっての大きな関心事となっていた、どの世代のCPUであればWindows 11へアップグレー...

CPUの表記

intelのCPUである、Coreプロセッサーは、Core i3、Core i5、Core i7、Core i9と表記されています。

注意したいのは、2009年に発売した時から、Core i5等の名称を引き継いでいることです。つまり、スペックの記載に多い、Core i5以上のCPUと表記されていても、Core i5、i7、i9であれば、どれでもよいのではなく、実際は、いつ発売された(世代)Core i5であるかが重要な情報であることです。

例えば、2021年7月現在で最新のモバイル用Core i5プロセッサーを例とすると、次の表記となります。

Intel Core i511260H第11世代Tiger Lake
CPU名ナンバー世代開発コード名

intelのCPU(Coreプロセッサー)は、性能によるモデル(Core i5、Core i7等)があり、モデルによっていくつかの種類(ナンバー)があり、新しく開発(世代・世代に対応した開発コード名)されたもの程スペックが高いと言えます。

AMDのCPUである、Ryzenプロセッサーは、Ryzen 3、Ryzen 5、Ryzen 7、Ryzen 9と表記され、Coreプロセッサーの世代に対応する表記は、製品名に付けられる、4桁の数字(5000シリーズ等)となります。

CPUの表記の見方・記載の仕方

Windows11の必要要件においても、第8世代以降のCPU(intel)、2000シリーズ以降のCPU(AMD)とされている(変更の可能性あり)ように、CPUのスペックを確認・記載するには、世代やシリーズ名が重要です。

CPUの表記の見方・記載の仕方として、第11世代・11th、5000シリーズなど、世代・シリーズ名の表記を必ず確認・記載をするようにしましょう。

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