11月に入り夜も冷え込んできました。遠隔授業や遠隔会議での背景用に育てている観葉植物の冬越しを考える時期になりました。そこで、夜中はどのくらいの室温なのかを調べるために、センサーを設置し、1時間毎にGoogleスプレッドシートに記録してみることにしました。
Nature Remoを室温を記録するセンサーとして利用
Nature Remo(ネイチャーリモ)は、スマートフォン等で利用ができるスマートリモコンの一つです。AIスピーカーと組み合わせて、音声で赤外線リモコン対応の家電等を操作することができます。Nature Remoは、赤外線リモコンの操作の他、温度、湿度、照度等のセンサーが搭載され、室温等を確認することができます。
今回は、温度センサーのみを搭載している、Nature Remo miniを利用します。
Nature Remo Cloud APIを利用
Nature Remoは、Nature Remo Cloud APIを利用することで、インターネット経由でセンサーから情報を取得等することができます。
.newest_events.te.val //温度を取得
Google Apps Scriptを利用
Google Apps Scriptを利用することで、Googleスプレッドシートをスクリプトにより編集できます。このスクリプトにはトリガーを設定でき、任意の時間で定期的に実行することが可能です。

室温をGoogleスプレッドシートに1時間毎に記録する
これらの、Nature Remo Cloud APIとGoogle Apps Scriptを組み合わせることで、Nature Remoで取得した室温をGoogleスプレッドシートに1時間毎に記録することが可能になります。
実際のスクリプトや設定は、次のサイトを参考にさせていただきました。

複数台のNature Remoから選択して温度等を取得する(API)
複数台のNature Remoを所有している場合の指定したNature Remoから温度等を取得する方法です。2台のNature Remoを所有しており、1台目のNature Remoの情報しか取得できず試行錯誤していました。不確かな情報ですが、次のように変更したところ、指定のNature Remoの情報を取得することができました。
data等[Nature Remoの番号(0,1,2等)].newest_events.te.val //温度を取得
おそらく、data[]は、Nature Remo毎の配列になっていて、1台目をdata[0]、2台目をdata[1]のようにすると、指定した情報を取り出せると思われます。

スプレッドシート等の編集をクラウド上で定期的に実行ができる「Google Apps Script」は、いろいろ応用が利きそうです。